2004年助成対象団体が決まったことに伴い、5月5日子どもの日に、第1回 神奈川子ども未来ファンド ハンズtoハンズ助成フォーラムを開催致しました。県内19のNPO関係者、寄付協力者、関心を寄せる市民・企業関係者など約100名にご参加をいただきました。
フォーラムでは、助成選考委員長の篠崎孝子氏((株)有隣堂相談役)による総評と助成対象団体の活動紹介が行われ「在宅での子育てがこれほどまでに大変になっているとは思わなかった。多くのNPOが意義ある活動をしていることを知ったし、選考には選考委員一同とても悩んだ」と選考経過を含めて総評をいただきました。
初のNPO助成へいたったのは、新しい仕組みづくりにも関わらず多くの方々の有形無形のご協力のおかげです。神奈川子ども未来ファンドから、寄付協力をいたただいた皆様へ感謝状を贈りました。
フォーラム当日には、寄付協力者を代表して、『よこはま子ども未来サポート会議・よこはま』、『自治労川崎市職員労働組合』、『国際ソロプチミスト横浜みらい』これら3団体に感謝状が手渡しされ、「子ども・若者や子育てを支えるために今後も協力を継続したい」とのコメントをお寄せいただきました。
フォーラムに寄せて、神奈川県知事、横浜市長、川崎市長をはじめ、多くの方々からメッセージを頂戴しました。フォーラム当日には、青木和雄氏(神奈川県子どもの人権専門委員会委員長・作家)より「この仕組みが本格稼動して本当によかった。正直ほっとしました」祝詞が寄せられました。
交流会の冒頭には、人との出会いを大事に、各地で語り芸を行う松田京子氏の一人語りが行われ、「いのち」をテーマにした語りに参加者は静かに聞き入っていました。交流会会場内では、神奈川子ども未来ファンド寄付協力をいただいた映画ハードルの制作サポート券の販売が行われ、寄付プログラムの紹介や2004年助成対象6団体の活動紹介がビデオなどを見ながら、参加者それぞれに出会いや交流を深めていました。
このハンズtoハンズ助成フォーラムは、神奈川子ども未来ファンドサポーターによる実行委員会が企画運営協力をいただきました。フォーラム最後には実行委員から「さらに子どもを支える輪を広げていこう」という呼びかけがありました。
当日お寄せいただいたご寄付、また会場内の募金箱を通じて、合計67,000円の寄付金が集まりました。ご参加ご協力いただいた皆様ありがとうございました。